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中山 博道(なかやま はくどう)

中山 博道(なかやま はくどう)

中山 博道(なかやま はくどう)

生没:
1872年〜1958年(満86歳没)
出身地:
石川県金沢市
流派:
神道無念流剣術、夢想神伝流居合、神道夢想流杖術
称号:
剣道範士、居合術範士、杖術範士
肩書き:
明信館館長
道場:
神道無念流有信館

明治から昭和にかけての武道家。「最後の武芸者」、「昭和の剣聖」と評される。当時の剣道界では高野佐三郎と並ぶ最高権威者であり、現代剣道の基礎を築いた人物である。剣道はもとより居合術と杖術にも長け、それぞれ範士の称号を持つ。大日本武徳会から剣道、居合術(居合道)、杖術(杖道)の三道で範士の称号を授与された史上初の人物であり、大日本剣道形を制定した調査委員25名のうちの1人でもある。また、日本剣道連盟から初の十段発行の際に授与を打診されたが断ったというエピソードを持つ。

少年時代を過ごした富山市で斎藤理則から山口流(山口一刀流)を学び目録を授かった。1890年(明治23年)4月に18歳で根岸信五郎の道場、有信館の内弟子となって神道無念流を学び、1902年(明治35年)には免許皆伝を得て根岸の養子となって神道無念流有信館を継承した。

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